moshiryu33の歌日記

へん歌やへん句どもを恥ずかしげもなく載せます。m(_)m

はざまの季

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あいまいな 空気の色

明るくぼんやりとしながら

どこかまだ 闇がかさなって

 

 それがこれからくる明瞭な春の兆し

 

小鳥は 美しい声でさえずり

今日のいのちを 生きている

 

 冬の間に死んだであろう

 多くのいのちの 面影は

 小鳥の声にも やどっているか

 

枯れたような枝に

小さな芽が生え

上へ向かっている

 

 寒くてももう 引っ込めはしない

  じっとするだけ

  植物は 伸びないではいられない

 

気温に左右され

みんなはざまを生きるが

 いのちはあいまいでいられない

 

ぼんやりした景色の中で

いただいたいのちのまま

 みな うごめき 生きようとしている

 

はざまの季(とき)

隠れた力に

 勇気をいただいた

あいまいな空の色にも

 希望が みえる